車内の嫌な臭いをとる方法

灰皿 メンテナンス
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灰皿

自分の車に乗っているときは気付きにくいかもしれませんが、他人の車に乗せてもらったときなど、車内の臭いって気になりますよね。特にタバコの臭い。喫煙者ですら気になるのだから、吸わない人にとっては強烈だと思います。他には、食べ物や汗の臭い、カビ臭などもあります。

今回は車内の嫌な臭いを消臭する方法について考えたいと思います。

車内の嫌な臭いの種類

人によって感じ方は様々ですが、まずは嫌な臭いの種類について挙げていきたいと思います。

タバコ

嫌な臭いの代表格、タバコです。タバコを吸う方にとって、自分は気にならなくても、他の人を乗せることを考えると、できれば消臭したい!と思いますよね。

私も新車で購入した際、「車内では絶対に吸わない!」と決めていたのですが、意志が弱く、ディーラーを出て数百メートルのところで渋滞にハマり、車内禁煙は途絶えました・・・。

タバコの臭いは車内の布製のものに付着しやすく、なかなか消えることはありません。

食べ物

ドライブ中、ファストフードのドライブスルーを利用したり、おやつを食べたりと、車内で飲食することは結構あります。食べ物の臭いなら気にならないでしょう?と思われる方もいるかと思いますが、ポテトなどの揚げ物の臭いはなかなか消えにくく、「モワッ」とした不快感があります。

芳香剤

芳香剤は臭いではなく香りでしょ! そうです。ですが、それは運転者の好きな香りであって、必ずしも同乗者の好きな香りではありません。嫌いな香りが強烈すぎると、かえって不快な気持ちになることもあります。

その他

これからジメジメした季節になりますが、そうなると気になるのが、カビの臭いです。車内で飲食した際、細かい食べカスがフロアマットやシートの隙間に入り込んだまま、気付かずに放置するとカビの原因になります。

また、エアコンの吹き出し口から臭ってくる場合もあります。

タバコの臭いを消す方法

消臭法以前に、車内では吸わない!を徹底すればいいのですが、私のように意志が弱かったり、中古車では、前のオーナーが喫煙者だったりすると、タバコの臭いが染み付いている場合があります。

残念ながら、タバコの臭いを完全に消し去るのは容易なことではありません。ファブリック地のシートや内装を丸洗いするくらいの覚悟が必要になってきます。完全とはいかないまでも、ある程度妥協できるのであれば、なんとかなるかもしれません。

まず、手指消毒用のアルコール、または水をキレイな雑巾、タオルなどに含ませて軽くしぼり、拭き掃除をします。ファブリック地のシートは特に念入りに。拭き上げた雑巾などを洗うと茶色い液体が搾り出されるのがわかると思います。これがニコチンやタールです。

窓ガラスやダッシュボードの中、灰皿、天井、とにかく何度も拭きます。フロアマットは外して洗剤などで洗い、良く乾かします。

煙は拡散して、空気の流れがある場所には殆ど行き渡ります。エアコンの吹き出し口の中などにもタールがベッタリと付着していますが、ここは素人ではどうにもできません。エアコンのフィルターも新しいものに交換しましょう。

予防法

タバコを吸わないのが一番ですが、愛煙家にとって運転中のストレス緩和にはタバコが欠かせないかもしれません。拭き取り掃除をしやすくするために、革シートやシートカバーを装着するのもいいでしょう。

食べ物の臭いを消す方法

食べ物の臭いは換気して時間が経てば気にならなくなりますが、食べ残しを車内に放置したり、食べカスが車内に落ちていたりすると、細菌やカビが繁殖しやすくなります。定期的に車内に掃除機をかけたりして、キレイに保つことが重要です。

効果は気休め程度かもしれませんが、食べ物などの有機系の臭いは、プラズマクラスター(車載用)で消えます。(あくまで個人的な感想です。プラシーボの可能性大ですが)

 

芳香剤について

自分の好きな香りを選びがちですが、他人を乗せる機会が多い場合は、控えめな香りにしましょう。また、喫煙者はタバコの臭いと混ざって逆効果になることが多いです。喫煙者は消臭剤に留めておいたほうがいいかもしれません。

その他の臭いを消す方法

車内の湿度が上がると、カビや細菌・雑菌が繁殖しやすくなります。特にエアコンフィルターやフロアマットの裏側などです。カビや細菌類は、温度・水分・養分の条件が揃うと繁殖します。食べ物のカスなどを放置しないこと、車内を除湿すること、などが重要です。

また、時間とお金はかかりますが、ディーラーやカー用品店などで、オゾン脱臭(洗浄)を行ってもらうのも有効です。エアコンからの臭いが気になる方は、ディーラーなどでエアコン洗浄をしてもらいましょう。

まとめ

いくつか車内の臭いの原因と消臭方法を見てきましたが、臭いと湿気には密接な関わりがあるように感じます。乾燥した冬よりもジメジメした梅雨や夏場のほうが、車内の臭いは気になります。車内の除湿をしっかりするとともに、上記で挙げた消臭法にトライしていただき、快適で気持ちの良いドライブを楽しみましょう。

それでは、良きカーラーフを。