クールシェアでディーラーの敷居は下がるのかな?

風鈴 コラム
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暑い日が続きますね・・・。私の住んでいる山梨県は毎年、最高気温ランキングで上位常連の地域です。 暑いのは嫌ですが、最高気温で2位とか3位だと、なぜか悔しい気持ちになったりします(笑)「こんな暑い思いをして1位じゃないのか・・」と。

そんな山梨県ですが、今年から自動車ディーラーもクールシェアに参画したようで、気軽に涼みにいけるようになりました。

で、クールシェアとは?

オフィスや家庭での冷房時に室温28℃でも快適に過ごすことができる工夫「クールビズ」から、さらに一歩踏み込み、エアコンの使い方を見直し、涼を分かち合うのがクールシェアです。

クールシェア特設サイト より引用

要は一人一台のエアコン使用から、大規模施設などのエアコンをみんなでシェアして涼もう・・・ということらしいです。

家庭用のエアコンでチマチマ一部屋ずつ冷やすよりは、大規模なエアコンで冷やしたほうが効率は良いので理にかなってはいますね。

自動車ディーラーには入りにくい?

私の場合は修理やら頻繁なオイル交換やらで、結構お世話になっている自動車ディーラーですが、気軽に入れない方も多いですね。

友人は「あれこれセールスされそうで嫌」と、なかなかディーラーに行こうとしません。もちろん用もなく立ち寄るところでもないのはわかりますが・・・。

あまりツラの皮が厚くない私ですが、店員にどう思われようが自分は自分。買う気がなくても試乗の申し込みしたり、新型車の発表があれば用もなく立ち寄ったりします。

ディーラーも、まずはお客さんに「来てもらうこと」が先決。お客さんが来なければ自動車なんて売れません。なので、クールシェアにも参画して、少しでも敷居を下げようという思惑もあるようですね。

ディーラーとクールシェアの矛盾

ちょっと敷居が高いイメージのあるディーラーですが、クールシェアの取り組みによって、店内に入りやすい環境を作り上げていくことは大事なことだし、歓迎されることなのですが、なにか少し矛盾を感じてしまう気持ちもあったりします。

とくにここは山梨。車無しでは不自由極まりない地域。必然的にディーラーは国道や大きな幹線道路に面した場所にあります。

そこにわざわざ「涼を求めて」出かけるのか?ってことです。クールシェアの目的のひとつに熱中症予防も含まれているかと思いますが、自動車ディーラーが立ち並ぶ幹線道路をわざわざ散歩している人なんて、ごく近所の住民くらいです。

都市部ならまだわかりますけどね。1km先のコンビニにすら車で向かう車社会な田舎にとって、ディーラーがクールシェアに参加したとしても、それ目的で活用する人なんてほんのわずかしか居ないと思うんです。

涼むためにわざわざガソリンというエネルギーを消費するなんて、本末転倒もいいとこです。

とはいえ、ディーラーに入りやすくする・・・という試みとしては良いことだと思います。クールシェアだけにとどまらず、冬にはウォームシェアなんかもやってくれるといいなぁ。

それに、車の購買層だけにターゲットを絞らず、学校帰りの小中高校生にも入りやすい環境になれば、将来の顧客獲得にもなるんじゃないかと。

というわけで、皆さん気軽にディーラーに行きましょう! 冷たい飲み物も出ますよ!

それでは、良きカーライフを。