ドライバーは見た!黄色や赤信号で突っ込んでくる運転者の素顔

青空と赤信号 コラム
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青空と赤信号

私は運転中、いつも他のドライバーの顔を見ます。対向車や脇道から合流してくる車など、ドライバーの顔を見ることによって、周りを気にしている人かどうかがわかります。

譲り合いの場面など、目を合わせることによって、スムーズに合流や譲り合いができるのです。

交差点などでは、信号が赤に変わろうとしていたり、赤信号に変わってからも、交差点に進入してくる車がいます。そんな車のドライバーを見ると、ある意外なことがわかりました。

信号無視する人たちは一体どんな人?

私の住む県は、お世辞にも交通マナーが良いとは言えません。むしろ悪いほうでしょう。車が必須な地方の田舎で、老若男女、運転免許証が取得できる年齢の方は、殆どが免許証を持ち、車も一家に2~3台は当たり前です。

普段から車の運転に慣れているからなのか、信号機が赤になってもお構いなく交差点に進入してきます。中には交差する側が青信号になってもなお、進入してくる輩も多いです。

確かに、信号が青になった直後に、フル加速する車も少ないので、即事故に繋がることは殆どありませんが、違反は違反。見ていて気持ちいいものではありません。

そんな不届きなドライバーの顔を逐一チェックしているのですが、想像していたのとは違った方々で意外でした。

ごく普通の主婦やサラリーマン

偏見かもしれませんが、交通違反をする人たちのイメージは、「少しヤンチャな若者」というイメージでした。車種は車高を落としたセドリック・グロリアやスポーツカー・・・そういった先入観がありました。

しかし、よくよく観察してみると、見た感じはごく普通の主婦やサラリーマンが、ごく普通の車で、涼しそうな顔をしながら平気で信号無視しているのです。

なんの後ろめたさも感じていない、堂々としたものです。私は恐ろしさと恥ずかしさが入り混じった、変な気分になりました。

何をそんなに急いでいるのか

赤信号で止まっている時間は、最長でも3分、殆どは1分程度です。その信号を無理やり通過しても、次の信号で止まることも多いでしょう。

なぜ危険を冒してまで信号無視するのでしょうかね? 「時間に余裕を持て」とはよく聞きますが、まさにソレです。5分早く出かければ、5分先の道を走行しているのに。

通勤で車を使用している方は、毎日の出発時刻と到着時刻を計測してみてください。片道10kmもあれば、所要時間の誤差は5分もありません。信号一つ無視したところで、結果は変わらないのです。

信号無視が常態化したときの危険性

歩行者用の信号が点滅し始め、信号が黄色から赤に変わる。まだ交差側の信号は青になっていない。急げば通過(右左折)できる。

そう考えたら何をするか? そう、アクセルを踏み込むんですね。そういうことが常態化すると、前を走る車の動きなど頭から消えてしまいます。

アクセルを踏み込んだ瞬間、前の車が停止するために減速したら? 加速状態からすぐにブレーキを踏んで減速しても、すぐには止まれません。加速するという意識があるからこそ、すぐに減速には移れないのです。

こういうことが、ごく普通(に見える)の主婦やサラリーマンに浸透していることに、物凄く危機感を感じずにはいられません。

まとめ

信号無視や黄色での駆け込みなど、実は誰もがやってしまう行為なのかもしれません。やがてそれに慣れて常態化してしまえば、思わぬ大きな事故に繋がるでしょう。

日本の交通事情からして、信号一つギリギリで通過できたからといって、所要時間に大きな差が生まれることはありません。

もう少し心に余裕を持って運転したいものです。

それでは、良きカーライフを。