完全な自動運転の唯一のメリットは人間のエゴを完全排除できることだと思う

   

スピード感のある車

以前の記事で、自動運転のメリットを全否定しましたが、心情的な要素も多分に含まれているため、やや無理やり感のあるものでした。

自動車業界が急速に自動運転に向かって進んでいるのは、やはりそれなりのメリットがあるからなんだろう・・・ということで、完全な自動運転が実現したときのメリットを考えてみました。

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車の運転は人間のエゴそのもの

エゴとは、「自己・自我」「利己主義」といった意味ですが、一般的にひろく認識されているイメージとして、「自分勝手」といった意味合いがあります。

ここでいう「エゴ」は「自分勝手」と読み換えていただいて構いません。

さて、車という乗り物は生身の人間と比べれば、周囲を堅牢なボディで囲まれ、アクセルを踏めば簡単にスピードが出ます。

それゆえ、気持ちが大きくなり、普段はおとなしい人でも、内に秘めた攻撃的な面が現れたり、他人に先んじようとスピードを出しすぎたりしやすくなります。

こういった事は生物としての本能なので致し方ないことなのかもしれませんが、車という閉ざされた空間に身を置いていると、より表面化されるようです。

特に急いでいるわけでもないのに、目の前の赤になりそうな信号を無理やり通過しようとしたり、前を走るたった1台の車を追い越そうとしたり、とにかく我先に・・・と自分勝手な運転になりがちです。

参考:先急ぎ運転は百害あって一利なし!イライラ・ムカムカを抑える魔法の言葉

また、ハイブリッドカーなどのエコカーを運転している人の中には、「自分の燃費さえ良ければそれでいい」と言わんばかりの、エコ(Eco)運転ならぬエゴ(Ego)運転な方も少なからずいます。

マナーの悪い運転も、地域性からくる運転マナーも、全てはドライバーである人間のエゴが形となったものなんです。

参考:運転マナーの悪い車に遭遇したときの対処法

参考:郷に入れば郷に従え?交通のローカルルールって恥ずかしくないの?

完全な自動運転が実現すればどうなる?

まず、完全な自動運転を実現させるためには、「ミスをする人間」から、全ての操作を取り上げてしまわなければいけません。

人間のやることといえば、せいぜい目的地をセットすることくらい。あとは寝ていても目的地に連れていってくれることでしょう。

全ての車が整然と列をなして走行します。ドライバーがどんなに「急げ急げ!」と捲し立てても聞き入れてもらえません。

走行中は自動運転の妨げになることは一切許されません。ゴミなどを窓からポイ捨てさせないために、窓は開かないか必要最低限しか開放されません。

もはやドライバー・・・とは言えませんね。乗員はただおとなしくシートに座っているだけ。

そうなれば他人の運転に腹を立てることもなくなりますし、燃費を気にすることもなくなります。

整然と管理された交通網なので、到着時刻の誤差もわずかで、無駄に焦ることもありません。

人間のエゴを完全排除するための「完全自動運転」。こう考えるとなかなか良いメリットではないかと思えてしまいますね。

遠い将来、車は趣味としての役割を終え、移動手段だけの存在になってしまうのかもしれません。

それでは、良きカーライフを。

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