大河ドラマ「真田丸」放送中ということで、日帰りで上田城跡までドライブしてきました。父にアクアを借りたので、実際の燃費を検証することも忘れません。
アップダウンの激しい山道、そしてロングドライブという条件で、最も売れている車の実力や如何に?
コース説明
スタートは山梨県韮崎IC~中央自動車道~長野自動車道~上信越自動車道を通り、上田城跡公園。
帰りは国道18号~国道141号~韮崎市。
という高速道路と一般道、半々のコース。平坦地が少なく、EVでの一定速走行も困難なこのコースで、一体どの程度の燃費を叩き出すことができるのか?
※というか、冒頭の画像で結果が見えちゃっていますが・・・。
運転のスタイル
高速道路では、100km/h前後、なるべく一定速で走行します。遅い車やトラックは容赦なく追い越し。追い越し時は若干加速してすぐに走行車線に戻ります。
一般道では渋滞がなければPOWERゾーン手前まで踏み込み加速後、可能な限りEV走行。ECOゾーンの下半分キープを心掛けます。
尚、猛暑のため、エアコンは24℃設定で風量多め。大人2名、小学生1名乗車です。
前半:高速道路
韮崎~長野道に入るまでは、アップダウンの繰り返しですが、基本的に登りのほうが多めです。エコにばかりとらわれていると、すぐに低速車両の仲間入りをしてしまいます。
特に中央道最高地点までは、坂道でガッツリアクセルを踏む勇気も必要です。
長野道に入ると、比較的平坦な道が続きます。一定速で遅くなりすぎないように注意しながら、ゆるゆると進みます。この辺で20km/Lを下回っていた燃費計も、徐々に上がってきます。
ICを降りる頃には23km/Lになっていました。
後半:一般道
帰りは一般道でノンビリ帰ろう・・・ということで、片側1車線の国道をひた走ります。
こういった走行シーンは、アクアにとって得意だろうと思っていましたが、思わぬ渋滞に巻き込まれ、みるみる燃費計が低下していきます。
やっと渋滞を抜け、佐久市から国道141号へ。平坦ではあるものの、なかなか燃費が改善しません。
そして八ヶ岳の山越えへ・・・。一旦は25km/Lまで記録した燃費は、22km/L台まで落ち込み。POWERゾーンまで使い、急な上り坂を走破します。
清里を越えるとやっと下り坂。ここからは殆どガソリンを消費しません。信号で止まったあとのスタート時に、若干エンジンが始動しますが、基本的にEV走行で山下り。
結果
- 走行距離:288.6km
- ガソリン:3メモリ消費
- 平均燃費:24.5km/L
カタログ燃費からすれば、もう少し頑張ってくれても良かったかと思いますが、割と過酷なコースだったことを考えれば、まあまあ良かったのではないでしょうか。
EVのみで走行ができない高速道路ですが、意外にも高速道路のほうが燃費は稼ぎやすい印象を受けました。
また、加速時もモーターの力でもたつきもなく、非常に気持ちよくドライブできました。
周りの状況に合わせて、「エゴ運転」にならないように気を付けましたが、それでもこれだけの数字が出れば、まあ満足ではないでしょうか。
前回は短距離だったこともあり、出来すぎだった燃費ですが、今回の長距離ドライブ、それも山道中心の燃費を見ても、ハイブリッドカーの燃費には驚かされます。
参考:ロータリー乗りがハイブリッドカーでエコドライブしてみた時の話
それでは、良きカーライフを。