若者のクルマ離れが進み、「ドライブデート」って言葉も死語になりつつありますが、やはりどんなことでも褒められるのはうれしいですよね。
でも今回はそんなドライブデートで相手から「運転上手だね!」と”絶対に言わせない”テクニックをご紹介します。
え?どういうこと?「言わせる」じゃなくて「言わせない」??
前書きとご注意
記事を読み進めていただければわかるかと思いますが、ほぼ100%ネタ記事です。
記載されていることを真に受けて実行されても、交通事故のリスクが高まるだけです。どんなに嫌なデート相手であっても、安全運転を心掛けましょう。
この記事によるいかなる損害も、筆者は責任を負いかねますのでご了承願います。
ミッション:「運転上手だね!」と言わせるな!
まずは車種選びから
「運転上手だね」と言わせないためには、車種選びも重要です。しかしそれだけのために車を購入するのは現実的ではないため、すでに車をお持ちの方は、ここは読み飛ばしてください。
まず、大きくわけてマニュアル車(MT車)とオートマ車(AT車)に分けられます。
「上手だね」と言わせないためには、MT車のほうがなにかと融通が利くのでおすすめですが、MT乗りというだけで盲目的に「運転上手」と思い込んでいる場合があるので注意が必要です。
そうなるとこのミッションも始まる前に終わってしまいますので、無難にAT車を選ぶといいでしょう。
また、快適性と実用性を兼ね備えたSUVなどの「モテ車」も要注意です。
足周りをガチガチに固めたスポーツカーや、過度のローダウンを行った車はそれだけで心象が悪くなるのでおすすめですが、趣味趣向が同じ方向を向いている相手には逆効果なので、やはり無難なコンパクトカーを選び、ほかのポイントで挽回しましょう。
とりあえず待たせる
待ち合わせ場所へは少し遅れて到着すると、相手の不満を増幅させて効果的です。運転テクニック以前の、こういった根回しも「運転上手」と言わせないためには重要な要素となります。
しかし、あまりにも遅いと帰ってしまう恐れがあります。10分程度、最大でも30分遅れを目途に到着するといいかと思います。
「急」がつく運転を心掛ける!
いよいよドライブデートの始まりです。
まずは基本中の基本ですが、急発進・急ハンドル・急ブレーキを心掛けます。これができないと、お世辞でも「上手だね」という言葉をいただいてしまう可能性が高まります。
アクセルペダルとブレーキペダル、どちらかは常に踏み込んでいるような状態が理想です。
男なら中途半端なペダル操作は不要! アクセル踏むかブレーキ踏むか二者択一。オンオフボタンのようにガッツリ踏みます。
この基本さえ押さえておけば、そう安々とお褒めの言葉をいただくことはありません。
車間距離を詰める!
煽り運転も基本です。前の車のナンバープレートが見えない距離が目安でしょうか。車体を左右に振ったり、右側に寄って存在感をアピールするのも効果的です。
しかしデート相手も同じようなDQNの場合は逆効果になることもあるので注意が必要です。
ダラダラと長い車列が一定速度で連なっている場面では、単調になりがちで流れに乗っている上手な運転と評価される場合があるかもしれません。
そうならないためにも、空いたスペースに躊躇なく飛び込み、メリハリのある運転をしましょう。
わざとらしくならない程度に、車線を行ったり来たりして、結果的に遅くなったほうがベターです。「なにやってんだ?コイツは・・・」と思わせればしめたものです。
スピード超過・信号無視
基本を押さえていれば、前に車がいない限り、スピードリミッターにあたるまでスピードが増していくかと思います。つねにフルスロットルなのだから。
普段体験したことのないスピードを味わわせて恐怖のズンドコに落とすのも手です。
信号も相手側が青になって、車が動き出すまではチャンス! 傍若無人な運転に、デート相手も言葉を失うことでしょう。
車内の雰囲気づくりも大切
車内では楽しい雰囲気にならないように気を付ける必要があります。
まずは表情。眉間にしわを寄せ、イライラを全面に出せるように、常日頃から練習しておくと吉です。
舌打ちも効果的です。雰囲気を和ませようとして、相手が言葉を発する瞬間を見計らって、舌打ちで遮ります。
到着、そして総仕上げへ
目的地に到着するころには、相手はぐうの音も出ないほど疲弊していることでしょう。そこで最後の仕上げに取り掛かります。
駐車場に到着しても妥協せずに駐車スペースを探します。狙うは障害者用の駐車スペースです。
運よく2台分空いていれば、ためらうことなく「番長停め」です。
※番長停めとは、駐車スペースを複数台分占拠して駐車する迷惑行為のことです。
ここまで徹底すれば、万に一つも「運転上手だね」と言われることはないかと思います。これにてミッションコンプリートです。
あとがき
いかがでしたか? 繰り返しになりますが、100%ネタ記事です。くれぐれも真似などしないようにお願いしますね。
ドライブデートという言葉も聞く機会が少なくなってきましたが、車でのデートもなかなか楽しいものです。
超極端な記事でしたが、この記事を反面教師として、安全で楽しいカーライフをお送りください。