黄砂から愛車を守る一番簡単な方法

砂漠と緑 メンテナンス
スポンサーリンク

砂漠と緑

春先、偏西風に乗って飛来する黄砂。せっかく洗車したのに、次の日には大量の黄砂が付着・・・なんてことありますよね。屋外に駐車している方は特に気になります。濃い色のボディだと最悪です。洗ってもすぐ付着するから、と洗車しないでいると、これから梅雨の季節。黄砂が降り積もったボディに雨・・・見るも無残な状態となってしまいます。

今回はこの大迷惑な黄砂から、手間をかけずに愛車を守る方法を書いていきます。

黄砂について簡単に説明

黄砂は大陸から偏西風に乗って日本に飛来します。時期としては3月末~4月がピークと言われています。日本に飛来する黄砂の粒の大きさは3~5μm(ミクロン)と非常に小さく、空気中に飛散していても、目視することはできませんが、空や景色がモヤがかったようになります。

春先に車のボディをよく見てみると、薄っすらと埃のようなものが全体に付着しているのがわかるかと思いますが、それが黄砂です。フロントガラスにウォッシャー液をかけ、ワイパーを動かすと、ウォッシャー液が黄色くなったりします。

黄砂を放置して雨に降られると最悪

洗車して洗車場から帰ってきたら既に黄砂が・・・という経験がある方もいらっしゃるかと思います。特に濃い色の車。キリがないのでついつい洗車をサボりがちになってしまいます。

そんな状態で雨に降られると、翌日には白いマダラ模様の車の出来上がりです。洗車してすぐなのに、こんな姿になってしまうと、なんだか切ないですよね。

車なんて走ってナンボ!あまり気にしすぎるのもどうかと思いますが、車好きにとって、輝くボディは憧れ。いつでもキレイに乗っていたいものです。

黄砂を落とすには

日本に飛来する黄砂は非常に粒が小さく、一度車のボディに付着すると、走行風程度では落ちてくれません。これは、ボディ表面には微細な凸凹があり、そこに入り込んだり、摩擦が大きく簡単には滑り落ちてくれないためです。

黄砂を落とすには水で洗い流すのが一番手っ取り早い方法ですが、キレイに拭き上げないと細かな水滴にすぐ黄砂が付着してしまいます。

付着するのは仕方がない。付いても手軽に落としたい

空気中に無数に飛散している黄砂を、車に付着させないのは不可能です。では、次にとる行動は? そう、付着しても手軽に落とせればいいわけです。黄砂が落ちにくい理由は前述した通りです。要は車のボディ表面の摩擦を小さくしてあげれば、付着しても落ちやすく、水洗いや雨水でもそれなりに落ちてくれます。

ボディ表面の摩擦を小さくするには、コーティング(ガラスコーティングやワックスなど)がポピュラーですよね。コーティングにも種類がありますので、簡単に説明します。

親水系

ボディが濡れたときに、水玉になりにくい特徴があります。水がボディに密着して流れ落ちるイメージです。

撥水系

読んで字の如く、水を弾く特徴があります。ボディが水を弾き、表面張力で水玉になりやすいです。ボディと水の接触部分が小さいので、拭き上げが楽になります。

滑水系

水がボディ表面を滑り落ちていく特長があります。これは、摩擦が非常に小さいためです。水玉として残りにくいので、拭き上げも楽です。

オススメは滑水系コーティング

(ズボラな)私がオススメしたいのが、滑水系のガラスコーティングです。黄砂が付着しても、簡単に水と共に流れ落ちてくれます。施工も簡単。洗車して塗って拭き取るだけ!

もちろん、洗車したあと、念入りに鉄粉除去などの下地処理をしてから塗ったほうが効果は高まります。次回の洗車からは水洗いして拭き上げるだけというお手軽さ。

青空駐車で夜、雨に降られても、翌朝サッと拭くだけでピカピカなボディが復活します。黄砂も水道からホースで勢い良く水をかけてあげるだけで流れ落ちていきます。

詳しくはコチラの公式サイトからどうぞ

黄砂の季節から梅雨へ、そして炎天下の真夏へと、車のボディは過酷な環境にさらされ続けます。キレイな輝くボディを維持するためにも、ガラスコーティングで愛車を守ってあげてはいかがでしょうか?

それでは、良きカーライフを。