出典:車なごコレクション公式 ©Autoc one K.K. 2014
『車なごコレクション』はオートックワン株式会社の著作物です。
2017年1月末で「車なごコレクション」というスマホゲームアプリのサービスが終了してしまいました。
実はこのアプリの存在を知ったのは、サービス終了後だったのですが、愛車を擬人化したらどうなるかな? という記事を書こうとして、Google先生に聞いたのが始まりです。
もう少し早くアプリの存在を知っていればよかった・・・。
というわけで、今回は車なごコレクションとは全く関係ありませんが、愛車の擬人化についてのお話です。
私は他とは違った心臓を持っています
私の心臓はRE(ロータリーエンジン)と呼ばれる、他とは少し違った心臓です。私たち一族の創造主が、かれこれ50年前に世に送り出しました。
ピストンの往復運動を回転運動に変換して駆動力を得る、他の心臓と違い、回転運動をそのまま駆動力にすることができます。
軽くて小型なので、私たちスポーツカーに良くマッチした心臓なんです。
軽い気持ちで付き合うと後悔するかもしれませんよ?
珍しいからといって、軽い気持ちで私たち一族をパートナーにしようとする方々も少なからずいらっしゃいます。
お祖母ちゃん(FC)やお母さん(FD)に比べれば、私の健康管理は難しいことはありませんが、それでも他の子たちよりも大食いなんです・・・。
最近の子は小食ですからね・・・食費がかさむ私たちに愛想をつかしてしまう方も少なくありません。
参考:これがロータリーに乗る覚悟か!? 12年間の維持費公開
パートナーは少し変わった方が多いのかもしれません
食費もかかるしデート代も多くかかってしまう私たち一族ですが、それでも好きで付き合い続けてくれる方々も多いです。
たぶん「M」なんだと思います。
いつも私たちの体調を気遣ってくれて、多額の医療費がかかっても、笑顔で支払ってくれたりもします。
手の掛かる子ほどかわいいとでも思っているんでしょうか?
言葉では言い表せない歓びを提供します
私は母や祖母のような力強さはありませんし、スタイルだって母には到底かないません。
母たちは走る刺激そのものをパートナーに提供しますが、私はよくわからない、一体感みたいな歓びを提供します。
どんな曲がりくねった道でも、思いのままに気持ち良く走ってみせます。もちろん、パートナーの力量以上のものを引き出すようなマネはしません。
あくまでもパートナーが思った通りに動くだけ。それを可能にしたのが、創造主が私だけに与えてくれた、しなやかな足回りのおかげです。
私たちのパートナーは、口々に「楽しい!」「きもちいい!」と褒めてくれます。
REは受け継がれていくのか?
自己満足な擬人化にお付き合いいただき、ありがとうございました(笑)
2017年はRE(ロータリーエンジン)50周年の記念の年。
数年前の噂では、RX-7復活!などとささやかれていましたが、最近は殆ど話題にもあがりませんね・・・。
でも必ず帰ってくると私は信じています。
エンジニアのはしくれとして、「できる!」と言うほうが、「できない・・・」と諦めるよりも楽だと思っているからです。
「できない」と諦めるからには、なぜできないのか、あらゆる根拠を求められます。絶対に不可能だという根拠を出し尽くす暇があったら、「できる!」と言い放って前に進んだほうが確実に楽です。
さて、REにとってどんな50周年になるのでしょうか? 楽しみです。
それでは、良きカーライフを。